2007年3月合格
   
  障害者の方や高齢者をサポートする為のスキルを学びたい
  南齋 絵美さん
   
 
合格
 ダイビングに興味を持ったのは、数年前に沖縄県宮古島に旅行に行ったときに、スノーケリングをしたのがきっかけでした。美しい自然、サンゴ礁や魚を見てとても感動しもっと色々な海が見たいと思った時からでした。
 その後、地元の神奈川県でPADIオープンウォーターダイバーのトレーニングを受けました。トレーニングを受けたダイビングポイントは東京湾の入り口にあり、夏期赤潮が出ることが多く、海の中は透明度も悪く、暗くてとてもショッキングでした。しかし、そんな中にも沢山の水中生物が生息しており、とても楽しいトレーニングでした。その時から、ダイビングを通じて、自然を守ること、環境問題についてもっと真剣に取り組んでいかなければと感じるようになりました。
 インストラクターを目指すきっかけとなった理由の1つは、看護師として働いていた以前の病院で、障害者のダイバーの方をサポートする活動を行っている看護師や医師がいたことからでした。また、担当の患者様に海の話しやダイビングの話をした際に、やってみたいけど、もう高齢だから、障害を持っていたらダイビングができない、と話しているのを聞き、海へ連れて行ってあげたい、私が感じた海のすばらしさをもっと色々な人に伝えていきたいと感じたのがもう1つの理由です。障害を持っていることや高齢であるということで、ダイビングをあきらめてしまうのはとてもさびしいことです。海の中では浮力を得て水中世界を自由に楽しむことができるはずです。しかし、まだまだそういった方達が快適にダイビングできる施設も、マンパワーも不足しています。いつかは障害者のダイビングのお手伝いをしたいと思っていましたが、自分のダイビングのスキルに自信も無く、迷いがありました。しかし、昨年、ケアンズに旅行を兼ねた語学留学に来た際に、ダイビングプラザのインストラクターの方から色々な説明を聞き、レスキューダイバーコースを受けました。信頼できるトレーニング、インストラクターの方に出会う事ができ、パースでダイブマスター、インストラクターコースを受けることを決心しました。
パースでは、初めダイビングの経験が少ない中でとても不安でした。そんな時、たくさんの仲間に出会え、インストラクターの方達に支えてもらうことができました。そして、ダイビングの楽しさを知ることができ、プロとしての責任を学び、コース中はとても充実した日々を送れました。IEに受かることができて、今はとても嬉しいです。今後は、インターン制度もあり、さらにスキルアップを目指しトレーニングを続けていくこともできるので、インストラクターとして多くのことを学んでいきたいと思います。
 この先、看護師としての経験も生かし、障害者の方や高齢者をサポートする為のスキルを学び、活動を通じて一人でも多くのダイバーが水中世界を楽しみ、そして自然を守っていけるような働きかけをしていきたいです。